
施設のミルク用のお湯はきれい? 調乳用温水器の浄水性能とメンテナンスについて
赤ちゃんのミルクを作るためにお湯を供給するには、飲食店でなければ、電気ポットを貸し出すなど、施設側での対応や管理が必要となります。
Combi 調乳用温水器は、水道に直結して、常に調乳に適温のお湯を供給できる製品です。
授乳室に置いてある施設も多く、荷物の多いママパパには人気の設備です。
昨今では有機フッ素化合物PFASの問題など、飲み水に対する不安の声も耳にします。
今回は施設でも安心してミルクが作れるよう、『Combi 調乳用温水器CH22シリーズ』に使われている浄水器の性能やメンテナンスについてお話しします。
Combi 調乳用温水器CH22シリーズ
「Combi 調乳用温水器CH22シリーズ」 のラインナップ
・シンク一体タイプ
Combi 調乳用温水器CH22-3(左) / CH22-4(右)
温水器にミルクを冷やすためのシンクがついた一体型タイプ。CH22-3と22-4は左右勝手違いです。
・シンクに併設タイプ
Combi 調乳用温水器CH22-1
CH22-1(浄水器なし)はCombi 浄水器セットCH22WPをつける事で単独設置が可能です。
(別途シンク併設にて)
あまりスペースの取れない空間にも設置がしやすいタイプです。
調乳用温水器の詳しいスペックはカタログをご覧ください。
調乳用温水器の特長
70℃以上のお湯を連続給湯できる温水器『Combi 調乳用温水器CH22シリーズ』は中空糸膜でろ過する高性能浄水器付きなので安心して調乳が行えます。
14リットル貯湯が可能で、貯湯温度が70℃以下にならないように制御しながら自動給水する機能(ステップボイル機能)がついているため、 連続使用でもお湯切れの心配がありません。
カバーを閉めないとお湯を出せない二重構造なので、出湯中のやけども防止。
カバーが透明なのでお湯の量もよく見えます。
F☆☆☆☆対応。
Combiの調乳用温水器の浄水器の性能
ヤシガラ粒状活性炭+特殊繊維状活性炭+中空糸膜タイプ
2種類の活性炭と中空糸膜と組み合わせたものです。
活性炭層で遊離残留塩素やカビ臭、総トリハロメタンなどの有機塩素化合物を、中空糸膜で0.15ミクロン以上の不純物 (濁り、アルミニウムなど) を取除きます。
最近よく聞くPFASは除去できる?
・有機フッ素化合物(PFAS)とは
有機フッ素化合物のうち、ペルフルオロアルキル化合物及びポリフルオロアルキル化合物を総称して「PFAS」と呼び、1万種類以上の物質があるとされています。
PFASは煮沸をしても除去されませんが、非常に活性炭に吸着されやすい物質のため
CH22シリーズで使用している浄水器で除去が可能です。
詳しくは下記よりメイスイ様のサイトをご確認ください。
https://www.meisui.co.jp/products/business01/
温水器はどのように管理されているの?
飲用のお湯を供給する電気機器であるため、定期点検による衛生管理やメンテナンスは欠かせません。そのため、 点検マニュアルを製品に同梱し、施設側での動作確認や清掃などの日常点検お願いしております。
またフィルターカートリッジの使用期限にあわせて、 年に1回の有償メンテナンスをご案内しています。
有償メンテナンスって何をするの?
点検サービス作業は全てサービススタッフが出張で行います。
毎年1回
● 浄水器を交換
・フィルターカートリッジを新品に交換します。
● 簡易水質チェック
・新しく取り付けた浄水器が正常に浄水しているか確認します。
● 清掃・洗浄・点検
・清掃・洗浄いたします。
2年に1回
上記にプラスして
● 湯槽内洗浄・消耗部品交換・電気系統チェック
・パッキン類を新品に交換します。
・電気部品のチェックをします。
まとめ
荷物の多い赤ちゃん連れでのお出かけ。施設に安心して使えるお湯があれば、調乳のために重たいお湯のポットを持ち歩かなくて済みますので必要な荷物が減らせてお出かけしやすくなるでしょう。
免疫力の弱い赤ちゃんが飲むとなるといつも以上に衛生面に敏感になる方も多いです。高性能な浄水器は施設のアピールポイントにもなります。
こちらの記事では調乳用温水器の使い方と使いやすい調乳スペースについて解説しています。
ぜひ合わせてご覧ください。