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リピーターを増やす授乳室設計の秘訣 使いやすい授乳用チェアの選び方と設備配置


授乳のとき、ママは腕に数kgもある赤ちゃんを抱いています。授乳にかかる時間は9割近くの方が15分以上。長時間赤ちゃんを支え続けるのはとても大変です。  



多くの授乳室の中には授乳用チェアがありますが、このチェアが赤ちゃんを支えにくくて授乳しにくい、赤ちゃんが授乳に集中できないとなると「もうここには来ない」と思うママもいるでしょう。 

上記アンケートからもわかるように、ベビー休憩室(授乳室)の印象は集客に大きな影響を与えます。ママがリピートしたくなる授乳室になるための、チェアの選び方、周辺にあると便利なものを
ご紹介します。

目次[非表示]

  1. 1. チェアの形状
    1. 1.1.背もたれやひじ掛けがある
    2. 1.2.硬すぎず柔らかすぎない適度な硬さ
    3. 1.3.姿勢を変えやすい座面の広さ
    4. 1.4.ソファタイプを導入する
    5. 1.5.パパが使える授乳用チェアも用意する
  2. 2.チェアだけじゃない!授乳チェアの周辺に欲しいもの
    1. 2.1.余裕のある個室の広さ
    2. 2.2.荷物台
    3. 2.3.温度調整できる設備
    4. 2.4.視線を遮る工夫
  3. 3.Combiの授乳ソファシリーズ
    1. 3.1.CombiエンジェルK授乳ソファの特徴
    2. 3.2.CombiエンジェルK授乳ソファシングルJS31S
    3. 3.3.CombiエンジェルK授乳ソファダブルJS41D
    4. 3.4.CombiエンジェルK授乳ソファハイバックJS41H
    5. 3.5.カラーバリエーション対応可能
  4. 4.まとめ




 チェアの形状


背もたれやひじ掛けがある


赤ちゃんを支える腕や腰が疲れないよう、しっかりとしたひじ掛けや背もたれなど適切なサポートがあり、楽にここちよく座れるチェアが必要です。

 



硬すぎず柔らかすぎない適度な硬さ


長時間座っていても痛くならない厚みのある座面のチェアを選びましょう。ただし赤ちゃんを抱いたままでも立ち上がりやすいよう、柔らかすぎない適度な硬さのチェアがおすすめです。


姿勢を変えやすい座面の広さ


長時間同じ姿勢で居続けるのはつらいもの。姿勢を変えやすいようなワイドな座面のチェアだと快適に過ごせます。




ソファタイプを導入する


スペースに余裕があればソファタイプもおすすめです。荷物を置いたり、上のお子さまと一緒に座れるため、授乳中に目を離すことがなく安心です。



パパが使える授乳用チェアも用意する


パパがミルクで授乳する場合もあります。授乳室の中だけでなく、共用部のチェアも授乳しやすいひじ掛けのあるタイプを用意しましょう。休憩する方で埋まってしまい、「ミルクを飲ませられない」といったことがないよう、休憩用は別途用意するのがおすすめです。




チェアだけじゃない!授乳チェアの周辺に欲しいもの


余裕のある個室の広さ

授乳室内をベビーカーで移動している方も多いです。個室にベビーカーごと入れる広さがないと個室の外で荷物を出し入れしなければいけません。作業中のママや外に置かれたベビーカーが通行の妨げになることもあるので、個室は十分な広さを確保しましょう。

 

荷物台

外した抱っこ紐やマザーズバッグが置けるように荷物台を用意します。荷物を探すのに集中してしまい赤ちゃんが落下してしまったというような事故もあります。できるだけ赤ちゃんから目を離さずにすむよう荷物台は近くに配置しましょう。


 あるとさらに便利!

授乳後の衣服を整えたい。抱っこ紐のバックルを締めるために両手が使いたい。
でもチェアの上に寝かせて落ちたら大変…。といったように赤ちゃんから手を放したい瞬間があります。そんな時はベビーキープがあると安心して作業ができるのでおすすめです。


温度調整できる設備

母乳がよく出るためには、ママがリラックスすることが必須です。
授乳中は暑くなるので空調設備があると真夏の授乳も快適です。


視線を遮る工夫


共用スペースになっている授乳室もあります。個室よりも省スペースで複数のチェアを設置できるため、回転率がいいのが特徴です。
しかし他の使用者からの視線が気になる。出入口が開いた時に外から見えないか心配、と言った声も見受けられます。二重扉やカーテンでワンクッション置いたり、視線を遮れるようなハイバックタイプのソファを用意するといいでしょう。

参考事例:グランベリーパークさま(写真をクリックすると事例に飛びます)




こちらの記事では授乳室全体のママが喜ぶ設備を解説しています。

  何が必要? あったら嬉しい! ママたちが授乳室に求める設備・工夫15選 ママが授乳室に求める設備や工夫15選をピックアップしましたので、好印象な授乳室になっているか、より良くするには何が必要かぜひチェックしてみてください。 コンビウィズ株式会社



Combiの授乳ソファシリーズ


ベビー用品メーカーCombiが作る授乳用ソファ「CombiエンジェルK授乳ソファ」シリーズ。1人掛け、2人掛け、ハイバックの3タイプをご用意しています。


CombiエンジェルK授乳ソファの特徴


・お子さまを支える腕やひじが置きやすいフラットで安定感のあるひじ掛け
・授乳姿勢を補正してくれる腰当てクッション
・長時間の授乳も疲れにくい厚みのある座面クッション
・ひざが自然に少し高くなる座面高さで、お子さまがずり落ちにくい
・環境に配慮し、グリーン購入法適合・F☆☆☆☆対応
・食品衛生法をクリアしたウレタンレザーを採用

CombiエンジェルK授乳ソファシングルJS31S


疲れにくい授乳専用の1人掛けソファ。ゆったり座れて姿勢を変えやすいワイドシートです。
個室の中に設置しやすい人気の製品です。


品番
製品寸法(mm)
製品カラー
価格
JS31S

W620×D580×H633

ナチュラル(NA)+ベージュ(B)

¥86,000 (+税)



  ダウンロード JS31S図面 授乳姿勢を補正してくれる腰当てクッションやひじ掛けで疲れにくい授乳専用の1人掛けソファ 『エンジェルKエンジェルK授乳ソファシングルJS31S』の図面がダウンロードできます。 コンビウィズ株式会社



CombiエンジェルK授乳ソファダブルJS41D


大人2人または大人と上のお子さまも座れる広い座面スペースの授乳ソファです。
最近では男性も入れる個室の授乳室が増えてきました。ファミリー向けの授乳室には家族でゆっくり授乳ができるこちらのタイプがおすすめです。


品番
製品寸法(mm)
製品カラー
価格
JS41D

W1,200×D600×H700

サンドベージュ(SB)+ベージュ(B)

196,000(+税)

参考事例:ららぽーと堺さま(写真をクリックすると事例に飛びます)


  ダウンロード JS41D図面 長時間の授乳も疲れにくい。上のお子さまも一緒に座れる授乳ソファ 『エンジェルK授乳ソファダブルJS41D』の図面がダウンロードできます。 コンビウィズ株式会社



CombiエンジェルK授乳ソファハイバックJS41H


 ハイバックでプライベート感がある授乳ソファ。視線を遮り、半個室空間が作れます。
使用中とわかるよう使用者の頭が見える高さなので、前に回り込まなくても空いている場所がわかります。


品番
製品寸法(mm)
製品カラー
価格
JS41H
W1,200×D600×H1,100
サンドベージュ(SB)+ベージュ(B)
258,000(+税)



  ダウンロード JS41H図面 ハイバックでプライベート感がある授乳ソファ。 『エンジェルKエンジェルK授乳ソファハイバックJS41H』の図面がダウンロードできます。 コンビウィズ株式会社




カラーバリエーション対応可能


特注でカラーバリエーション張り材9色/木部2色(標準色含む)からお選びいただけます。授乳ソファダブル・ハイバックは本体(シート)とパネルの張り材の色をそれぞれお選びいただけます。




まとめ


赤ちゃんにとって授乳は必要不可欠で大切なものです。授乳がしにくい施設は「それなら別の施設に行こう」と育児中のママパパの選択肢から外れてしまいます。
授乳室の設置が普及し、設備があるのは当たり前になってきました。その一歩先の「使いやすさ」が考慮されていると、好印象で集客力のある授乳室ができると思います。
この記事が設備を選ぶ際の参考になれば幸いです。

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  ダウンロード 総合カタログ コンビウィズ株式会社の施設向けベビー設備総合カタログは当ページからダウンロードいただけます。 コンビウィズ株式会社


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